かっこいいと思ったものがそうでなくなる時

少年時代に目を輝かせて見ていた戦隊物のテレビ番組に、今はトキメかない人は少なからずいると思う。当たり前の話かもしれないが、成人してなお、そういう番組に熱中しているとすれば、回りから見れば変わった人と思われても仕方がない。年齢制限が課せられているものが別としても、現代ではほとんどが見れるものだし、30歳だからアニメを見ちゃいけませんとか、あるいは30歳以下でしか見れないとか、そういうことはない。

仮にそういう制度があったとしたら、いろいろと支障がでてくるし、反感を持つ人もいると思う。ただ、暗黙の了解のようにこの年齢で(30歳くらい)、その番組に熱中しているのかよ。というのは各人の意識の中であると思う。

そういうときに、考えるのは、この人は幼稚なんじゃないか? と思われることである。それはある意味恥ずかしいものだし、処罰の対象にはならないが、世間の目からしてみると、アウトとカウントされてもおかしくない。子供の時代は、かっこいいと思っているものでも、大人になると、それほどでもない。

ということは、そういう世間体によって出来上がっている意識だと思う。もちろん、おもちゃとかには、対象年齢が設定されることも多く、その対象年齢とはターゲット層と置き換えてもいいかもしれないが、6歳以上を対象としていたとしても、30歳が、そこに夢中になっているのなら、キモイと思われても仕方がない。

そう考えたとき、少年時代にあった価値観が、いつか失われるものとしてあることに、寂しさを感じてしまうことがある。